設置場所を選ばない本当の意味でのブックシェルフスピーカー

EPOS 「ES-7N」常設展示開始!

こんにちは、シアター&オーディオデザインです。
本日は、タクトシュトックさんが取り扱うEPOS社のブックシェルフスピーカー
「ES-7N」を展示致しましたので、ご紹介したいと思います。

EPOS社の事は日本で展開されたことで知ったのですが、創業は1983年となかなかに老舗ブランドのようです。ロビン・マーシャルさんという方がイギリスで設立し、代表モデル「ES14」というブックシェルフスピーカーを中心に人気を博していたそうですよ。

シンプルな2wayスピーカーとなっており、アルミ合金のドームにセラミックコーティングを施したツィーターが特徴的です。
フロントにバスレフポートが開いている為、スペースの関係でツィターが寄っているので、内側に設置するか外側にするかでも鳴り方に変化がありそうです。そこは遊べるポイントですね。
ウーファーは何の変哲もなさそうな見た目ですが、ドライバーはダブルマグネットになっていて磁界の補正とコイル力を高めているそうで、130mmサイズとは思えない低域再生能力と小型ウーファーならではの瞬発力を兼ね備えているとのことです。

この「ES-7N」で一番見てほしい後ろ側です。
まず、このスピーカーはバナナプラグでしか接続できません。昔の海外スピーカーでは見かけましたが、現在ではとんと見なくなった尖り仕様です。ですが安心してください。付属品にスクリューターミナルに変換出来るアタッチメントが入っています。老舗ブランドですので名残を残しておきたかったのでしょうか。
そして、嫌でも目に入る謎のトグルスイッチ。これがミソです。
このスイッチはトーンバランスを変化させるためのクロスオーバースイッチで、切り替えることで壁に寄せても最良のバランスになるよう設計されています。なぜ、このようなスイッチが生まれたのか・・・それは、"ブックシェルフスピーカーを名乗っている以上、本棚に並べても良い音がしなきゃ嘘だろう"と言ったかどうか分かりませんが、設置環境を選ばない画期的なスピーカーを開発するべく装備された機能とのことです。

早速、一人試聴会もとい音出しチェックを行いました。
なるほど、これは英国トーンといいますか、落ち着いた品のある音調で、ボーカル帯域にしっとりとした翳りがあります。
スケール感はほどほどに、どの方向にも欲張っていない大人の余裕を感じます。これは良いですね。
淑やかで、しなやかで。ウィリアムス浩子さんのMy Roomシリーズが自然にハマります。アコースティック系によく合う印象です。

まだ、鳴らし始めなのでこれからだんだんと音が変わってくるのだと思いますが、この音調は変わってほしくないですねぇ。


そんな、英国情緒あふれるEPOS社のブックシェルフスピーカー「ES-7N」を展示導入致しました!
ご視聴が込み合う場合がございますので、
ご視聴を希望の際は、事前にご連絡頂けると助かります。


ご試聴のご予約、お問い合わせは
シアター&オーディオデザインまで
電話番号:098-943-9178
宜しくお願い致します。